加害者家族
幻冬舎新書
鈴木伸元
2010年12月31日
幻冬舎
814円(税込)
人文・思想・社会 / 新書
平成20年の犯罪件数は253万3351件。被害者家族はマスコミ取材による二次被害で心の傷が癒える間もないが、実は加害者家族も凄惨な生活を強いられる。身内の犯罪を機に失職や転居を余儀なくされるだけでなく、インターネットで誹謗中傷され、写真や個人情報まで流出される。そんな過酷な現実を受け止められず、自殺する人も多い。事件への自らの非力を嘆き激しい後悔に暮れる加害者家族も多いが、そもそも身内の犯罪を未然に防ぐには限度がある。まさに他人事ではない実態を明らかにした、衝撃の一冊。
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mxa
(無題)
巻頭の夫に逮捕状が出る前に、奥さんへ警察が事前準備を促すところは日本以外では珍しいと思いました。個人的には加害者家族が不利益を受けることは犯罪の抑止力として仕方ないと思いますし、現実犯罪率が世界的にも少ない要因であることは間違いないと思います。一方で、自分もいつ自動車事故の加害者、痴呆等で感情がコントロール不能になって他人を傷つける可能性があることは否定できない点は恐怖を感じます。ただ第三者がネットで煽るのは絶対にいただけません。
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