子どものまま中年化する若者たち
根拠なき万能感とあきらめの心理
幻冬舎新書
鍋田恭孝
2015年7月31日
幻冬舎
880円(税込)
人文・思想・社会 / 新書
幼児のような万能感や自己愛を引きずる。異性より親が好きで、いつまでも親離れしない。周囲には認められたいけれど、そのために努力するのは面倒で、日々ささやかに幸せに暮らせればいいー今、そんな、子どもの心のまま人生をあきらめきった中年のように生きる若者が増えている。なぜ先進国の中でもとりわけ日本で、このような変化が起きているのか?子どもから青年までの若年世代を30年以上ウォッチし続けた精神科医による、衝撃のレポート。
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(無題)
今若者に起きている指示待ち「草食化」とただただ流される「クラゲ化」についていくつもの事例を提示し社会学的に説明している本ですが、個人的に「世の中から理不尽が消えた」と論じている箇所に共感しました。欧米だとベトナム戦争から80年代ゴルバチョフの時代までは、普通に徴兵もあったし本当に戦争が起きる可能性がありました。明日なき時代から解放され、自由からの逃走が酷くなっていると考えるのも寂しいかもしれません。
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