長考力
1000手先を読む技術
幻冬舎新書
佐藤康光
2015年11月30日
幻冬舎
858円(税込)
ホビー・スポーツ・美術 / 新書
将棋の名人戦は1局に2日間を要し、最大で7局にわたる、長時間の戦いである。1局当たりのそれぞれの持ち時間は9時間。その間、「没我」の世界に入り、ひたすら盤面を読み、相手の動きを予測し、無数の選択肢のなかから最善の一手を指し続ける。一流棋士はなぜ、それほどの長時間にわたって集中力を保ち、深く思考し続けることができるのか。そして、直感力や判断力の源となる「大局観」とは何か。タイトル獲得通算13期を誇り、「緻密流」とも称される異端の棋士が初めて記す、「深く読む」極意。
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