「駅の子」の闘い
戦争孤児たちの埋もれてきた戦後史
幻冬舎新書
中村 光博
2020年1月30日
幻冬舎
968円(税込)
人文・思想・社会 / 新書
戦争で親を失い路上生活を強いられ、「駅の子」「浮浪児」などと呼ばれた戦争孤児。飢えと寒さ。物乞いや盗み。戦争が終わってから始まった闘いの日々。しかし、国も周囲の大人たちも彼らを放置し、やがては彼らを蔑み、排除するようになっていった。「過去を知られたら差別される」「思い出したくない」と口を閉ざしてきた「駅の子」たちが、80歳を過ぎて、初めてその体験を語り始めた。「二度と戦争を起こしてほしくない」という思いを託してー戦後史の空白に迫り大きな反響を呼んだNHKスペシャル、待望の書籍化。
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