コルベ

新装版 人と思想 122

川下 勝

2016年2月1日

清水書院

1,320円(税込)

人文・思想・社会

アウシュヴィッツで他者のために命をなげうって,餓死監房にくだった一人の人間がいた。彼は,人間の尊厳を否定する巨悪の力に立ち向かった,現代の預言者である。彼は,「憎しみからは何も生まれない。愛だけが創造する」という言葉を残している。この言葉は,憎悪,不正義,人間性の破壊という悪の力が渦巻く世界にあって,確かな重さを持っている。本書は,彼自身の言葉を辿りながら,餓死室に赴いたこの現代の預言者の姿に迫ろうとするものである。 目次(内容と構成) はじめに 序章 囚人番号一六六七〇 1 コルベ神学生    ライムンド少年    師父との出会い    マキシミリアノ神父 2 マリアの旗のもとに    聖母の騎士    ニエポカラヌフにて 3 東洋への宣教    東洋との出会い    苦しみを超えて 4 身代わりの死    ニエポカラヌフの院長    感謝の手紙    騎士の勝利 おわりに 年譜 参考文献 さくいん

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