オリンポスの柱の蔭に

外交官ハーバート・ノーマンのたたかい

現代教養文庫 1466 ベスト・ノンフィクション

中薗 英助

1993年11月30日

社会思想社

1,601円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

欧米人学者による近代日本学の金字塔ともいうべき業績を遺し、カナダ外交官として占領期日本の民主改革に尽したハーバート・ノーマンは、1957年、カイロで投身自殺を遂げる。エジプト駐在大使として、中東危機打開に奔走するさなかの死であった。GHQのある第一生命ビル表玄関。そこに立つギリシア神殿風石柱の蔭で赤狩りの謀略が渦巻く。ノーマンを追いつめたものの正体と、冷戦初期の時代の暗部が、綿密な取材で描かれ、再現される。

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