花岡事件異境の虹

企業の戦争犯罪

現代教養文庫 1536 ベスト・ノンフィクション

池川 包男

1995年9月30日

社会思想社

683円(税込)

小説・エッセイ / 人文・思想・社会 / 文庫

日本のアジア侵略戦争が敗色を強めていた1944年から翌年にかけて日本に強制連行された中国人は約4万人、国内の135事業所に配置された。鹿島組花岡出張所には986人が連行され、45年6月30日、奴隷以下の強制労働に耐えかねた中国人たちが峰起した。418人が花岡の地で死んだ。本書は、数少ない生き残りの一人、林樹森という中国人の戦後を追うとともに、戦争中に日本(企業)が行なったことがいかに人間の尊厳を無視した蛮行であったかを告発している。

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