魔法のコンパス 道なき道の歩き方
西野 亮廣
2016年8月12日
主婦と生活社
1,527円(税込)
小説・エッセイ / ビジネス・経済・就職 / エンタメ・ゲーム
漫才師、絵本作家、イベンター、校長、村長、ついには上場企業の顧問にも就任!肩書きを自由に飛び越える芸人界の異端児が書く“レールからハミ出す人のためのビジネス書”。「自分だけの仕事の作り方・広げ方」、「本当のお金の話」「常識の覆し方」「エンタメの仕掛け方」まで必読!
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starstarstarstarstar 5.0 2017年08月21日
■向かい風はボーナスチャンス!
●「伝わってこない理由は何?」など、問いを持つ癖を身につけなければ、面白いことは始まらない。
●「じゃあ、どうすればここからスターになれるか?」と考える。
●八方手を尽くし、結果を出したうえでスターになれなかったら、自分がスターになれない人間だということを自覚する。
それでもスターになりたいなら、今の自分ではない何者かになる必要がある。種の変更。
●10点くらいの能力を60点に伸ばしたところでプロの世界の60点は需要につながらない。需要がなければ0点と同じ。
向いていない能力は10点どころか0点でいいから、その能力を伸ばす時間を、どこかに埋まっている自分の70点の能力を120点まで伸ばす作業に回す。
●向かい風も追い風。自分がどこに力を入れたらよいかが明確になる。
■お金の話をしよう
●ほとんどの先生は社会経験がない。
●「今、何をすれば震災があったことがプラスになるだろう。」→家を買う。
●お金は信用の一部を数値化したもの。
●今の時代、クラウドファンディングやオンラインサロンなどマネタイズの手段はたくさんある。
●恩は必ず返ってくる。返し方をクラウドファンディングなどに誘導すれば、ダイレクトに資金につながる。
そのためには信用を積み重ねること。信用とは、相手を楽しませること。
●マネタイズのタイミイングを後ろにズラす。お客さんを楽しませるということを純粋に追求する。
●お金を稼ごうとするとどこから手をつけていいのか迷うけど、信頼の面積を広げると考える。
●3つのことに1万時間ずつ投じることで、100万分の1の人になる。
●○○や○○ファンが「なんか鼻につく」と距離をとっているものであるほどクレジットが広がる。
起業家×オタク×2つから微妙だと思われてること
●努力する部分は「ここなら勝っている」というところ。まずはそこを見つける。
●ズブの素人がどうすればプロの○○に勝てるか?勝っている部分を探す。時間とか。
●生むだけ生んで、あとは任せるというのは育児放棄。届けるところまで責任を取る。
●皆や自分が「何を買い、何を買わないか」から考えてみる→必要なもの→おみやげ。
思い出を残しておくために必要なもの。売りたいものをおみやげ化する。
おみやげ化に必要なのは思い出作り、思い出作りに必要なのは体験。
売りたいものがおみやげになるような体験を作ってあげればいい。
●時代は体験を求めている。ライブ、個展。
●お金を払うことのメリット→失敗の買い物にしたくないから、買ったものの良い部分を必死に探そうとするところ。
■革命の起こし方
●SNSは拡散装置ではなく個人と個人を繋げるツールであり、1万人に網をかけるよりも1対1を1万回回した方が効率が良い。
○ニューヨークで個展がやりたいとニューヨーク中のギャラリーにメール。80件。
お金はクラウドファンディング。
ツイッターで「キングコング西野」で検索して自分についてツイートしてる人をリストアップし、800人、1人1人にクラウドファンディングのことを伝える。
○ニューヨーク寒い、混んでる、おいしいで検索して現在ニューヨークに住んでいる人をリストアップし、個展のことを送る。
○DVDを製作している工場に直接電話して費用を聞いてみる。
○流通に乗せないDVDを作ってそれを手売りし、91枚目以降の売り上げをニューヨーク公演の開催費用に当てた。
●人がお金や時間を割いてその場に足を運ぶ動機は「確認作業」で、ネタバレしてるものにしか反応しない。
人は冒険しない。
●行かないと判断した人が10万人いようが100万人いようが会場に足を運んでくれる人の数しか記録されないんだから、
ダイナミックに情報を発信して分母を増やせば、行かないという人が増えると同時に行くという人が増える。
●別の理由で集客して、そこでやっていたのが○○だった、という仕掛けを作る必要がある。
●本当に見せたいものを二番目に置くことで、本当に見せたいもののファン以外の人に、本当に見せたいものを見てもらう。
○面白い先生しか出てこない学校をつくろう
●勉強こそ最大限楽しい化してあげる必要がある。そのほうが効率が良い。
●○○の内容がニュースになることはないから、○○の届け方に変化をつけてニュースを狙いに行く。
○BASEでサイトをつくり、予約販売をスタート。
●指示を出さずに指示を出す方法→音楽。
■未来の話をしよう
○BASEでFacebook限定公開の招待券を販売し、購入してくれた人をグループに招待。手数料ゼロ。
○クラウドファンディングの時のように1人1人に作戦を使いツイッターで自分の出没情報を出し、その場所に来てもらいチケットを手売り。
○「チケットを本人のところまで買いに行く」というのがイベントとなり、チケットがおみやげ化。
●直接手売をして、同じ時間を共有することで、ライブを成功させようという仲間意識が生まれる。
○観に来てくれたお客さんが終演後に近所の居酒屋さんで飲んでいる→終演と同時にお客さんをリリースしてしまっていた。
→循環させて再び戻ってくる仕組みを作る→翌年が少し助走がついた状態で集客がスタートできる。
●みんなが一度行ってみたいと思っているような場所でライブをしてみると、たとえ物質的距離が遠くても心理的距離が近く、足を運んでもらえるかも。
●クオリティの高いものを届けたいと思うのは作り手側のエゴで、「クオリティはそのままでいいから距離感を縮めて欲しい」のがファン心理。
これを有料課金で高める。
●作り手側が追求しているクオリティは購買理由の1位にはきていない。
●お客さんがお金を払う理由は距離感にある→何に価値があって何に価値がないのかが明確に見えてくる。
●みんな自分が理解できないものを否定して、とにかくみんなが一緒じゃないと落ち着かないらしい。
●年がら年中趣味に時間を費やして、その趣味をマネタイズできる仕組みを発明する。
■おもしろ
●震えるほど丁重に殺された。
●先生もろとも死んでいた。
●バチクソに怒られる
●まっすぐアホだった。
●もちろん私ときたら稀代のエンターテイナーですから、
●五輪の聖火ばりに燃えている僕ですから、
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