生なるコモンズ
共有可能性の世界
濱田 陽
2022年5月6日
春秋社
2,970円(税込)
人文・思想・社会
地球環境問題、新テクノロジーの急速な進歩によって社会が分断され平板化していく中で、生命観や人間観が大きく揺さぶられている。新たな人間像を追求し自然、人間、他の生物、人知を超えるものと共に存在し、共有していく可能性を人文学の見地から切り拓く。 内のうちへ 1 共有可能性と人 第一章 新テクノロジーによる人間観の分断 第二章 人の存在を問うーーハラリに応え、西田幾多郎と出会う 第三章 動く関係性と共有可能性 第四章 空海の祈求 第五章 儒の学、最善を生かす知の実践 第六章 賀川豊彦と協同組合(コオペラティブ) 2 生なるコモンズと共有文化、共有文明 第七章 現代文明と共有可能性の危機 第八章 持続可能性と共有可能性から、生なるコモンズへ 第九章 共有文化の創出と発見 第十章 共有宗教文化 第十一章 共有文明と共有軸 第十二章 共有権ーー所有権世界を相対化する 外のそとへ 参考文献 初出一覧 こころのアンセム
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