ロールズ正義論とその周辺
コミュニタリアニズム、共和主義、ポストモダニズム
渡辺幹雄
2007年5月31日
春秋社(千代田区)
4,400円(税込)
人文・思想・社会
革命的な『正義の理論』が引き起こした巨大な批判と反撥のなかで、ロールズの思想はどう進化していったのか。コミュニタリアンの巨頭サンデルの執拗な攻撃や批判哲学者ハーバーマスの論難の誤解を暴き、多様な政治的現実に直面したロールズが、深い断念の果てにたどりついたリベラリズムの極北を明らかにする。
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