変化如来

春陽文庫

角田喜久雄

1988年11月1日

春陽堂書店

619円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

天保14年(1843)11月.木枯らしに乗って雪の便りが江戸の空へ吹き渡ってくるころ、何者かに殺害された父の仇を求めて江戸へ出ていた峠魚太郎は、雪汞の材料となる土を入手すべく向島須崎村の仏千寺に来ていたが、怪僧慈元から阿弥陀如来像の寄進を命じられた。代わりに、たとえオランダ錬金術者の“賢者の石”と呼ぶ秘宝、あるいは清国神仙術者の“神丹”の秘薬であろうと、いかなる願望も叶えさせるという。如来像に秘めた謎とは?“将棋図巧”をめぐる怪異とは?-伝奇時代ロマンの会心作。

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