舟姫潮姫

春陽文庫

角田喜久雄

1989年6月1日

春陽堂書店

533円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

漂流する小舟の中で母の死体とともにあった幼児は、泉州堺の豪士森文十郎に拾われた。それが数之進で、いまや文十郎の実子文弥・鈴香の兄として頼もしい若者に成長していた。ある日、数之進は無頼の徒に追われる若い女を救ったが、信乃と名のるその女こそ、実は瀬戸内塩飽広島の権力者風見源左衛門の息女潮姫であった。“ふなひめ、いいたもうに…”と古代文字でつづられた三島神文こと舟姫呪文の謎とは?信乃の面影を追って大三島へと渡った文弥の跡を数之進と鈴香も追った。数奇の運命に奔弄される若者たち。数之進の活躍は?-瀬戸内の海を舞台にくりひろげられる一大時代伝奇ロマン。

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