
お小夜悲願
春陽文庫
角田喜久雄
1989年5月1日
春陽堂書店
533円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
銀座(銀貨鋳造)年寄役清川弥兵衛には美しい姉妹、お美津・お小夜があった。姉のお美津と新六のめでたい祝言の日、年寄筆頭五十嵐重蔵の屋敷に呼び出された弥兵衛は、勘定奉行荻原近江守と結託する重蔵の公金横領の事実を知る者として、五十嵐軍次郎の凶刃に斃される非運に遭った。さらに軍次郎の凶刃は、お美津・新六の上に迫る。父・姉・義兄、それに家まで失い、一転して不幸のどん底に陥された薄幸の美女お小夜の多難な運命は?勘定吟味役城山右門と軍次郎の奸策にあやつられたお小夜は、本所の旗本屋敷、人呼んで奇病屋敷へ妾奉公に出されることになった。そこの不気味な主横井雪之介とは?正徳2年(1712)の江戸に発生した怪事件の謎は深まる。伝奇長編の秀作。
本棚に登録&レビュー
登録しました。
close

ログイン
Readeeのメインアカウントで
ログインしてください
Readeeへの新規登録は
アプリからお願いします
- Webからの新規登録はできません。
- Facebook、Twitterでのログイ
ンは準備中で、現在ご利用できませ
ん。
シェア
X

LINE
リンク
楽天ブックスサイト
楽天ブックスアプリ
© Rakuten Group, Inc.
キーワードは1文字以上で検索してください
みんなのレビュー