気まぐれ大名

春陽文庫

江崎俊平

1988年6月30日

春陽堂書店

492円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

先年、江戸家老から無役に退いた隠居の身をその陋宅で史書をひもとくことに費やす津軽藩の老武士松崎主殿が、一通の書状で黒装束の怪しの一団にいずくともなく連れ出された。黒主を名のる謎の首領に率いられる悪の一味からねらわれる松崎主殿が抱える秘密とは?松崎主殿が持つ千羽鶴の印篭には、津軽藩内にねむる莫大な黄金と朱の秘蔵場所をしるす絵図面が納められていた。黒主一味の魔手は、その絵図面の争奪にのびていた。窮地に陥った松崎主殿・頼母父子を助けて起ったのは、世に“気まぐれ大名”と呼ばれる五千石の旗本松平伸三郎、前将軍のご落胤という名門生まれの快男子であった。-伸三郎を慕う女すりお連,頼母のむすめ妙。絵図面争奪戦の意外な結末は…?

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