千両鷹

春陽文庫

江崎俊平

1993年4月10日

春陽堂書店

512円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

蔵前の札差、豪商森田屋清兵衛のひとり娘お美津と乳母のお繁は、梅屋敷に美しく花開く梅花見物に来ていた。そこでお美津が花の下で見たやさ男の浪人は、泉新十郎であった。抜荷買いでもうけをたくらむ森田屋清兵衛は、同業の相模屋を密告し、これを没落させた。また、相模屋の抜荷一件に一役買った廉により、元目付の花木左門は切腹して果てた。いま森田屋清兵衛に復讐の怨念を向ける謎の男こそ、左門の一子である小次郎であった。その花木小次郎一味により、かどわかされたお美津を救けるべく泉新十郎は起ち上がったが、不敵な花木小次郎は、新十郎に対して挑戦状を送りつけてきた。-八丁堀同心雲母仙之介、老目明かし馬道の仁助、泉新十郎の胸のすく活躍は…。

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