若殿千両笠

春陽文庫

江崎俊平

1989年11月30日

春陽堂書店

492円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

柳橋の料亭の座敷で、売れっ妓芸者の花千代が、ごろつき浪人諸住源兵衛らに歌うことを強いられていた。断わる花千代が斬られようとしたとき、姿を現した黒羽二重の若い浪人がいた。月影千太郎と名のった浪人は、花千代に代わって三味線を弾き、小唄を歌った。その夜から、千太郎は花千代の家に住むことになった。美男浪人月影千太郎の正体とは?近江膳の腹心山戸崎主水は、膳所藩の家督をめぐっての柴田内膳の野心を助けるとみせて藩乗っ取りを謀っていた。3年前、千代田城の御宝蔵を破り5千両を奪った不敵な一味般若党がいたが、その首領般若の第五郎がふたたび江戸へ出てきた。膳所藩の若殿光之介も江戸へ!-颯爽、若殿の活躍を描く娯楽大作。

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