美女系図

春陽文庫

江崎俊平

1993年6月10日

春陽堂書店

512円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

辰己芸者の蔦吉は深川八幡宮から父母の墓のある玄竜寺へ出かけようとして、突然の夕立に出遭った。その夕立の中を平然と濡れながら歩いていく武士と蔦吉は知り合った。その若い武士は三百石表御右筆組頭の歴とした家の生まれの櫟正三郎であった。しかし、勘当されて本所の裏長屋の住人となっていたある夜のこと、黒覆面の数人の武士に追われて逃げ込んできた与助と名乗る番頭風の男を救ってやった正三郎は、与助に日本橋相模屋の若旦那喜太郎を探し出して、この油紙包みを渡してやってくれと依頼されたのだった。平戸藩江戸家老林田仁左衛門と相模屋の抜け荷の秘密に挑む櫟正三郎。長襦袢姿で彼の前に現れた美女真理とは。また花太郎と呼ばれる男の正体は。娯楽時代長編快作。

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