
江戸ぶし変化
春陽文庫
江崎俊平
1993年9月30日
春陽堂書店
555円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
草深い飛騨の杣道を、一人の鳥追い女が歩いていた。川の畔で、裸になって水浴を楽しんでいる女の左側の顔は、びっくりするくらいの美しさであるのに、無惨にも右側の頬には火傷の痕が…。その鳥追い女お香の後を追うようにして姿を現した男は、伊之介と名乗った。お香の父、白谷太兵衛は隠密組に属していた。東両国で拾った一枚の永楽通宝に“豊家繁栄”と書かれていることを発見した太兵衛は、組頭に報告して飛騨へと出立した。関ガ原で敗れた石田三成は実は生きていて、ここ飛騨山中の山里に山谷党を結成していた。現在の当主は十三代目の治部ざるであった。十一代将軍家斉の暗殺を謀る山谷党に対するお香と伊之介の活躍は…。
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