無頼の灯

ねずみ小僧行状記

春陽文庫

江崎俊平

1997年4月30日

春陽堂書店

513円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

切紙細工のような月が浮かぶ如月(陰暦二月)のとある夜半、次郎吉は本所二ツ目橋の橋袂の屋台店の酒に暖を求めた!屋台の親爺は重助といい、六十前後と見える老人だった!親爺の愚痴によれば、ひとり息子の重兵衛が島送りになり、まだ小さな孫を二人抱えているのだということだった!しかも、その重兵衛の島送りが、どうやら“鬼権”と呼ばれて本所深川で知らぬ者ない悪徳目明かし権兵衛の仕掛けた罠のようだというのだ!その重兵衛が島を破り、八丈から江戸に潜り込んだという噂が流れて、権兵衛の顔色が曇った…!?はたして、その裏に何が隠されているのだろうか…!?(第一話「鬼の罠」)-“人の金はくすねても、あこぎなまねはしやしねえ!”「ねずみ小僧行状記」全八話。

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