気まぐれ若殿

春陽文庫

左近隆

1988年7月1日

春陽堂書店

491円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

神田川沿いの夜更けの寂しい道を小道具屋の喜三郎が刀箱の包みを背に歩いてきたところへ、山岡頭巾に面を包んだ怪しの浪人が出現した。峰打ちに斬られて刀を奪われたこの男を救ったのは、柳橋の芸妓お恵と白羽二重の着流しに朱鞘を落とし差しにした若侍であった。“気まぐれ峻太郎”と名のった若侍は、実は北町奉行白木左京の一子であった。若さま峻太郎がまき込まれた宝剣粟田口国綱をめぐる怪事件とは?直参4千石の大身駒木根大内記の用人仙石修理と愛妾おいくノ方とがたくらむ陰謀とは?黒羽二重を着流しにした殺し屋、剣客土門戒九郎と気まぐれ若殿峻太郎の対決は…。

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