緋ぼたん大名

春陽文庫

左近隆

1993年4月10日

春陽堂書店

512円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

伝奇時代長編の名手、人気作家左近隆が贈る会心作。“大名シリーズ”の最新作長編。牛込比丘尼坂下の闇薬師の丑三つ刻、呪いの藁人形を抱え、一心込めて何事かを祈る一人の若い女が、黒覆面の侍たちに捕らえられ、酒を無理に飲まされた。また、近ごろ五、六人の侍たちが女湯を調べてまわり、十九歳の女を探しているという奇怪な出来事が続いていた。闇薬師で酒を飲まされた志乃を助けてやったのは、音羽町の『すし音』の板前、鉄火巻きの喜久三であった。『すし音』の客となっていた大江戸無宿の素浪人薬師恋太郎は、喜久三とたちまち気が合い、喜久三の住むはだか長屋に住みつくことになって…。-武蔵忍藩江戸家老の屋敷に上ることになっていた女を助ける、恋太郎と喜久三の活躍。

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