
若さま黄金絵図
春陽文庫
左近隆
1995年12月31日
春陽堂書店
512円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
亀戸天神近くで、着流しに雪駄履きだが、腰の大刀や印籠も立派なただの浪人者とは思われない若侍に、濡髪お仙が声をかけた。先程、その袂に袱紗包みを押し込んでいたのだ。そのお仙を追って、勤番風の二本差しが二人、おっとり刀で駆けつけてきた。若侍は、やむなくお仙を庇うこととなった。あらためて名乗るほどではないが、“姓はなりひら名は天狗”という若侍の牛若丸のような天狗技で、一挙に勝負は決せられていたのだった。妖艶とでもいうべき年増ぶりのお仙に頼られることになった“なりひら天狗”に、さらに危難が追いかけてくる。はたして、謎の袱紗包みの中身は。そして、両人の行末は…。-十万両の黄金の謎を秘めた絵図面をめぐる上総大多喜二万石、大河内家の事件とは。
本棚に登録&レビュー
登録しました。
close

ログイン
Readeeのメインアカウントで
ログインしてください
Readeeへの新規登録は
アプリからお願いします
- Webからの新規登録はできません。
- Facebook、Twitterでのログイ
ンは準備中で、現在ご利用できませ
ん。
シェア
X

LINE
リンク
楽天ブックスサイト
楽天ブックスアプリ
© Rakuten Group, Inc.
キーワードは1文字以上で検索してください
みんなのレビュー