緋ざくら浪人
春陽文庫
風早恵介
1990年3月1日
春陽堂書店
491円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
嘉永6年ペリー率いる黒船が浦賀へ来航以来、江戸の町では勤皇党の御用金調達騒ぎがつづいて、荒らされる商家は戦々恐々としていた。そうした物情騒然たる中、八丁堀同心木暮源四郎は一介の同心で終生過ごしてなるものかとの野望に燃え、2人の浪人と組んで不逞な謀計をめぐらしていた。それに目をつけたのが浪人鈴掛冷次郎であった。麹町三番町の眸金四郎邸が御用党に襲われ、火事で消失という惨劇を被った。父と弟をこの火事で失って眸小文治は起ち上がった。倒幕資金調達の名目を持つ薩摩の益満休之助率いる御用党、主義主張はないが金目当ての鈴掛冷次郎一党、同心ながら野望に燃える木暮源四郎とその一味、甲府御金蔵を出発した百万両をめぐり卍どもえの争いがまき起こった。
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