新若さま御用帳

春陽文庫

宮城賢秀

1994年10月31日

春陽堂書店

704円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

文化八年(一八一一)、歳の瀬も押し詰まった南天馬町で大工が斬殺された。さらに、翌月には浅草六軒町で左官が…。どちらも犯人は姓名を名乗り、付け火をして逃走するという大胆かつ残忍な手口であった。名を騙られた小人目付の渥美隆太郎は進退極まって、ご存じ琉球王子のご落胤・旭陽之助に助けを求めた。しかし、陽之助の奔走もむなしく、その渥美隆太郎はじめ小人目付がつぎつぎと殺害されていく…。陽之助を助ける琉球の少年・松兼と次良、そして美貌の女忍者・美津。-彼らの活躍の前に、事件の背後で糸をひく黒幕の正体が明らかとなる。-幕府の権勢を握ろうと画策する巨悪を相手に、琉球示現流秘蝶剣が縦横に舞う。

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