妖虫

春陽文庫

江戸川乱歩

1987年10月31日

春陽堂書店

492円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

悪魔の指さすところ、全裸体の若い娘が、十字架に手をひろげ、股をひろげてくくりつけられ、両の乳ぶさのあたりに二つのほら穴があいて、そこから流れ落ちた血潮が下半身をあけに染め、苦悶の形相ものすごく、歯を食いしばって息絶えている!悪魔の紋章“赤いサソリ”をのこして去る凶悪犯人がねらうものは何?谷中の化け物屋敷で殺されたのは、ミス・ニッポン、美人女優の香川月子であった!不敵な怪人赤いサソリに挑戦して起った相川守青年と老探偵の三笠竜介!守の妹でミス・トウキョウの美人珠子がサソリのねらうところとなった。めくるめくような妖美怪奇の世界を展開する巨匠江戸川乱歩の名作長編。

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