日本文化のキーワード

七つのやまと言葉

祥伝社新書

栗田勇

2010年4月30日

祥伝社

836円(税込)

人文・思想・社会 / エンタメ・ゲーム / 新書

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Readeeユーザー

(無題)

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3.4 2022年03月05日

“もののあわれ” ものというのは、日本人の場合は物質の向こう側に、精神的なもの、自然の理保そのものを見ているから、万物に共通の最終的な共通体験、共感が「もののあわれ」と言えるのではないだろうか。 「もののあわれ」は、決して性的なものではない。万物の根源的な生命に触れて、それを共通体験として生きる。それが我々の倫理であり、道徳であり、生きる価値であり、生きがいである。 これこそ日本の言語の中に今日も脈々と生きていて、究極的に力のある、言葉にならない「何か」なのである。

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