
伊藤博文の青年時代
欧米体験から何を学んだか
祥伝社新書
泉三郎
2011年6月30日
祥伝社
880円(税込)
人文・思想・社会 / 新書
現代ほど、政治家の資質とは何か、真の政治家とはどうあるべきかが厳しく問われる時代はない。伊藤博文はその意味で、好個の教材である。長州の倒幕運動の業火の中で鍛えられ、若くして三回も英米欧に旅して「文明の諸相」をつぶさに見た。そして幾多の挫折を経験しながら、常に知見を磨き、時勢を見通し、しなやかに強く対応する努力を怠らなかった。戦後の伊藤博文の評価は決して芳しいものでなかったが、近年急速に再評価が進みつつある。本書は、その前半生と洋行体験に焦点をあて、当初の急進的な「暴れ馬」が、いかに現実的でバランスのとれた稀代の大政治家に成長していったかの秘密に迫るものである。
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