
防衛大学校で、戦争と安全保障をどう学んだか
祥伝社新書
杉井敦 / 星野了俊
2014年6月30日
祥伝社
946円(税込)
人文・思想・社会 / 新書
第二次世界大戦を引きおこしたのは、戦争の回避にこだわったイギリスの失策だった。これにより時間をかせいだドイツが、再軍備できたからである。平和しか見ない者は、もっとも平和から遠ざかるという教訓だ。世界は不透明だ。国際政治の本質は恐ろしい。自分の身は、自分で守るしかない。ウクライナの例を見れば、もはや明らかであろう。本書は、防大を卒業した若い著者二人の著述という点で、たいへん希少なものである。わかりやすい文章からは、自衛隊の幹部候補生たちが教えられる、合理的な安全保障観をうかがい知ることができる。
本棚に登録&レビュー
みんなの評価(1)
starstarstar 3読みたい
0
未読
0
読書中
0
既読
1
未指定
4
書店員レビュー(0)書店員レビュー一覧
レビューはありません
登録しました。
シェア
LINE
リンク
楽天ブックスサイト
楽天ブックスアプリ
©Rakuten,Inc
キーワードは1文字以上で検索してください
みんなのレビュー