桂太郎ーー日本政治史上、最高の総理大臣

祥伝社新書

倉山 満

2020年6月1日

祥伝社

1,012円(税込)

人文・思想・社会 / 新書

桂が変えようとして、変えられなかったものとは 安倍晋三に抜かれるまで憲政史上、最長の首相在職期間だった桂太郎。第一次桂内閣時、ロシアの南下から日露戦争に至る、わが国最大の国難にあたり、命を縮めながらも打ち勝つ。その後は藩閥出身でありながら、その権益を否定。さらに、原敬に代表される政友会の党利党略をも否定し、新たな政治制度を築くべく、新党を立ち上げた。しかし、その構想は桂の死によって潰え、日本の権力構造は今も変わっていない。桂は日本政治の何を変えようとしたのか。桂が我々に提示した問題とは何か。桂の生涯と政治活動から、現代日本の問題点をあぶり出す。 第一章 若獅子、駆けるーー長州藩から明治新政府へ 第二章 陸軍・長州閥の寵児ーー陸軍大臣就任と政界工作 第三章 国難に立ち向かう宰相ーー第一次桂内閣と日露戦争 第四章 近代史に輝く功績ーー第二次桂内閣と桂園時代 第五章 政争の渦ーー第三次桂内閣と桂新党 終 章 国の未来を見通す目ーー桂が我々に提示した問題

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(2

starstarstarstar 4

読みたい

1

未読

2

読書中

3

既読

7

未指定

17

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー

レビューはありません

Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください