戦術の名著を読む

祥伝社新書

木元 寛明

2022年2月1日

祥伝社

1,012円(税込)

人文・思想・社会 / 新書

戦術とは、部隊を指揮して作戦を実行し、戦闘の目的である戦勝を獲得する術(アート)と科学(サイエンス)のことである。野戦指揮官の本質は、戦場で戦術を駆使して最小限の犠牲で任務を達成することにある。  開国以来、西洋列強に追いつけ追い越せという国是を背負った秋山真之は、「吾(ご)人(じん)一生ノ安(やすき)ヲ偸(ぬす)メバ 帝国ノ一生危(あや)ウシ」という覚悟のもとで渡米し、軍事思想の大家マハンに教えを請うて『海軍基本戦術』を記した。  ナポレオン戦争、二つの世界大戦、ベトナム戦争……。多くの軍人たちの血によって昇華されてきた近代戦術の本質とは何か? 半世紀にわたって戦術を研究してきた著者が、名著のエッセンスを紹介する。 ■ジョミニ『戦争概論』 ■島田謹二『アメリカにおける秋山真之』 ■秋山真之『海軍基本戦術』 ■戦理研究委員会『戦理入門』 ■米陸軍ドクトリン参考書『オペレーションズ』 ■マイケル・ハワード『改訂版 ヨーロッパ史における戦争』 ■J・F・C・フラー『機甲戦(Armored Warfare)』 ■デイヴィッド・M・グランツ『ソ連軍〈作戦術〉縦深会戦の追求』 ■米陸軍野外教令『指揮官および幕僚の業務提要』 ■堀栄三『大本営参謀の情報戦記』 ■W・G・パゴニス『山・動く 湾岸戦争に学ぶ経営戦略』 ■デーヴ・グロスマン『戦争における「人殺し」の心理学』 ■ニック・タース『動くものはすべて殺せ』

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