生死を分ける転車台
天竜浜名湖鉄道の殺意
NON NOVEL
西村京太郎
2010年9月30日
祥伝社
900円(税込)
小説・エッセイ / 新書
人気の模型作家・小島英輔が多摩川で刺殺された。傍らには三年連続でコンテスト優勝を狙う出品作「転車台のある風景」の燃やされた痕跡が。十津川警部は独自捜査を開始、ジオラマのモデルとなった転車台のある天竜二俣駅に飛んだ。そこでは、二カ月前、小島が密かに想いを寄せる女性が突然死していた。二つの事件には関連が?やがて不審な男の影が浮上するが、正体は掴めない。事件解決の鍵は燃やされたジオラマにあると考えた十津川は、犯人をあぶり出すため罠を仕掛けた…。十津川の推理が冴える傑作推理。
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