教養としてのフランス映画220選

祥伝社黄金文庫

中条省平

2023年2月9日

祥伝社

1,320円(税込)

エンタメ・ゲーム / 文庫

フランス映画って面白い! と実感できる作品を厳選 「教養」が壊れてしまったいまこそ、本当の「教養」としてフランス映画の本質や歴史を知るべきときです。(中略) 本書は、数限りなく存在するフランス映画のなかから、芸術的なオリジナリティ、歴史的な重要性、文句なしの面白さという3点を基準にして220本を選び、解説しています。個別の作品をカタログ的に論じているのですが、時間的順序にしたがって並べられたこの220本の解説を読めば、おのずとフランス映画の歴史と本質が浮かびあがるように構成されています。 (「文庫版への序」より) 1 映画の誕生とアヴァンギャルド 月世界旅行/ナポレオン/アンダルシアの犬/裁かるるジャンヌ 2 フランス映画の黄金時代–詩的レアリスム 巴里祭/外人部隊/ミモザ館/女だけの都/にんじん/ 地の果てを行く/舞踏会の手帖/旅路の果て…… 3 天才と巨人–ヴィゴとルノワール アタラント号/素晴しき放浪者/トニ/ピクニック/ 大いなる幻影/ゲームの規則/フレンチ・カンカン…… 4 占領と解放–一九四〇年代の光と影 悪魔が夜来る/天井棧敷の人々/曳き船/犯人は21番に住む/悲恋/肉体の悪魔/禁じられた遊び…… 5 個性的な映画作家たち とらんぷ譚/美女と野獣/オルフェ/歴史は女で作られる/ラルジャン/ぼくの伯父さん/プレイタイム…… 6 フィルム・ノワールとその周辺 情婦マノン/恐怖の報酬/悪魔のような女/モンパルナスの灯/地下室のメロディー/太陽がいっぱい/雨の訪問者/さらば友よ/ボルサリーノ/暗黒街のふたり…… 7 映画の革命–ヌーヴェル・ヴァーグと六〇年代 勝手にしやがれ/気狂いピエロ/大人は判ってくれない/バーバレラ/死刑台のエレベーター/地下鉄のザジ/シェルブールの雨傘/去年マリエンバートで…… 8 多様化の時代–七〇年代 ブルジョワジーの秘かな愉しみ/欲望のあいまいな対象/ルシアンの青春/インディア・ソング…… 9 新たな技巧主義–フランス映画の現在 美しき諍い女/愛と悲しみのボレロ/なまいきシャルロット/グラン・ブルー/ニキータ/ポンヌフの恋人/髪結いの亭主/デリカテッセン/アメリ/8人の女たち…… 10 二十一世紀のフランス映画 ゴダール・ソシアリスム/家族の灯り/アデル、ブルーは熱い色/男と女 人生最良の日々/チタン……

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