可愛い女

サラリーマン官能小説

ノン・ポシェット

阿部牧郎

1990年12月10日

祥伝社

565円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

会社でみる節子の肌は、大理石にように冷たく、よそよそしく映った。いまはみずみずしく生気にあふれ、なめらかであたたかい。手をだしてはならない同僚のオフィスガールが、しだいに一人の女に変わりはじめていた。会社で矢島が感じていた欲望は、働く人形のような節子の服を剥いで、生身の女をむきだしにしたい欲望なのかもしれなかった。(「太めのキューピッド」より)直木賞作家が男と女の体と心の触れ合いを、温かい視点で繊細、大胆に描くサラリーマン官能小説。

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