城ケ島殺人旅情
長編本格推理小説
ノン・ポシェット
斎藤栄
1994年1月31日
祥伝社
607円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
小早川警視正は頭をかかえていた。政界汚職事件の重要参考人が死に、捜査が頓挫したのである。同じ日、夏木梨香は親友の安里から相談を受けた。恋人が謎の暗号を残して失踪したという。その直後、安里まで殺され、ついに小早川が捜査に乗り出した。やがて彼は、北原白秋の詩をヒントに暗号を解読し、驚愕した。政界汚職事件との関連が浮かび上がったのだった。
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