
人生を二度生きる
小説榎本武揚
祥伝社文庫
童門冬二
2000年1月31日
祥伝社
733円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
五稜郭の落城後、黒田清隆らは幕臣榎本武揚の助命に奔走した。榎本の学識・人格こそが新政府を作る土台になると確信したからである。死に場所を奪われて悩む榎本。そんな彼に決意の日が訪れた。残された命を新政府に捧げることが、恨みを呑んで殺された無数の幕臣に報いる道だと悟ったのだ。裏切り者と罵倒されながらも明治政府を支え続けた男の活躍を描く。
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