明治凶襲刀
人斬り俊策
祥伝社文庫
峰隆一郎
2000年2月29日
祥伝社
628円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
明治五年五月、ステッキにサーベルを仕込んだ壮士が東京を徘徊していた。かつて勤皇志士に“人斬り”と恐れられた旧幕臣風戸俊策である。薩長への恨み拭いがたく、邏卒(警官)を辻斬りする毎日であった。そんなある日、俊策に信じがたい話がもちかけられた。政府の現金輸送馬車を襲おう、というのだ!汽車が走り洋装が闊歩する激変の街に、讐鬼の剣が唸る!新シリーズ第二弾。書下ろし長編時代小説。
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