湿原に消えた女
推理小説
祥伝社文庫
梓林太郎
2001年6月30日
祥伝社
586円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
「あの女の人生を、めちゃめちゃにしてやりたい」竹村千草は会うなり、そう切り出した。一匹狼の探偵岩波惇哉への依頼は、札幌に単身赴任中の夫から浮気の証拠を見つけてほしい、というものだった。さっそく現地に飛んだ岩波は、夫の竹村がある女と道西の雨竜沼湿原に向かう姿を目撃。だが、下山した竹村はなぜか一人きりだった…。女は一体どこへ?私立探偵岩波が数々の難事件を手がける異色の連作短編集。
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