闇奉行影走り
祥伝社文庫
喜安幸夫
2016年2月12日
祥伝社
704円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
「おまえは、闇奉行になれ」街道筋の風情も色濃い札ノ辻。大身旗本の家を出奔し、この地で人宿「相州屋」を営む忠吾郎は、ふいに実の兄と再会する。兄の名は榊原忠之。北町奉行に就任した忠之は、自分の影となってお上が裁けぬ悪を討つことを弟に命じたのだった。忠吾郎は、羅宇屋の仁左をはじめ多彩な人宿の住人たちを率い、名もなき者を苦しめる卑劣な悪を追う!
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