縄のれん福寿 細腕お園美味草紙

有馬美季子

2016年11月11日

祥伝社

792円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

薄切りにして煮た蛸を、炊き上がる直前の飯に混ぜ込んで、汁を掛ける。それに刻んだ大葉を散らせば、ほんのり桜色に染まった御飯の出来上がり。縄のれん“福寿”を営む美人女将のお園は、優しさ溢れる料理で訪れる人々の心を癒すー。恋に悩む者、過去に囚われる者、生に惑う者。彼らを救う魅惑の一品と一途な想い。人と人とを温かく包み込む江戸料理帖、開幕。

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toruo

(無題)

-- 2022年05月12日

江戸の料理は好きなジャンルなので借りてみました。小料理屋を一人で切り盛りする若い女将。料理で人を幸せにしようと頑張る…という話。悪くはない悪くはないのですがたぶん小説デビュー作なのかな、説明的というか冗漫というか硬さがそこかしこに見え隠れして少し読みにくかった。シリーズになってるみたいだからもうちょいこなれた感じになったのを読んでみたいと思います。

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