パレートの誤算
柚月 裕子
2017年4月12日
祥伝社
803円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
ベテランケースワーカーの山川が殺された。新人職員の牧野聡美は彼のあとを継ぎ、生活保護受給世帯を訪問し支援を行うことに。仕事熱心で人望も厚い山川だったが、訪問先のアパートが燃え、焼け跡から撲殺死体で発見されていた。聡美は、受給者を訪ねるうちに山川がヤクザと不適切な関係を持っていた可能性に気付くが…。生活保護の闇に迫る、渾身の社会派ミステリー!
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橘薫
流石の柚月さん!
「臨床真理」から柚月作品は2作目。 まるでサスペンス映画を見ているかのようで、著者の作品が何作も映像化されているのが納得できる。 中盤からの展開とスピード感、緊迫感からのラスト。特に終盤の予測を裏切るところは爽快だ。 淡々とした三人称視点の物語の中にホロリとさせられる要素があり、柚月さんのどの作品にも通じる人への「想い」を感じる。 読後感がスッキリとして満足度の高いサスペンスだった。
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