
残照の剣 風の市兵衛 弐 27
祥伝社文庫
辻堂魁
2020年8月12日
祥伝社
759円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
二十五年前の闇から浮かび出た市兵衛をつけ狙う殺生方の正体とは! 国替を巡る圧政下で、家臣としての義を貫く父娘を護れ! 《宰領屋》矢藤太の許に大店両替商《近江屋》から、唐木市兵衛を名指しで仕事の周旋依頼があった。蟄居閉門中の武州川越藩士に手紙を届けてほしいという。二人は川越藩に国替えの噂があり、資金調達のため圧政下にあると知る。異論を唱えた藩士も改易は必定、その時は江戸に迎えたいというのだ。市兵衛は矢藤太と共に川越へ赴くが、到着するや胡乱な輩に囲まれ……。
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ケムケム
出た!27巻! 風の市兵衛のカッコよさに震える。
今日本屋で見かけ、即買い、即読了。 舞台は1800年前後のことなので、江戸時代も終わりの方で、幕府も各藩もそれを支える武士も倦んできた時代。市兵衛は、渡り用人として様々な家の台所勘定を立て直す仕事をしている。しかし、それだけではなく抜群の剣の腕をもつのだ。その名も「風の剣」。 前作は大阪が舞台だったが、今作は江戸に帰ってきてすぐのエピソードで、渋井や弥陀ノ介、片岡信正などの久しぶりのキャラクターにも再会できた。そして、仕事の依頼を受けて、長年の友、矢藤太と川崎へ出張。しかし、今回の依頼も算盤の腕を買われてではなく、どちらかというと市兵衛の実直な人柄と、剣の腕を買われてのことなのだ。 風の市兵衛シリーズの魅力は、それぞれの登場人物の生き様が胸を打つところである。そしてもう一つの魅力が戦いのシーン。市兵衛の「風の剣」がかっこいい。(こんな安直な表現しかできないのがもどかしい!) 是非、みなさま読んでみてください!
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