北陸新幹線ダブルの日

祥伝社文庫

西村京太郎

2021年3月12日

祥伝社

704円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

十年前、北陸新幹線開発の功労者吉岡浩一郎が、東京青梅山中で殺された。容疑者すら浮かばぬ歳月の末、十津川警部はかすかな手掛かりを求めて上越妙高駅の完成式典に参列。戦時中、航空機の開発に当たり、戦後は国鉄に勤務、故郷新潟県柏崎で尊敬を集める吉岡に、殺される理由は皆無だった。だが、十津川が謎の軍用機写真を入手するや、捜査は意外な展開を見せた…。

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