
小説榎本武揚(たけあき)
二君に仕えた奇跡の人材
童門冬二
1997年8月31日
祥伝社
1,980円(税込)
小説・エッセイ
徳川幕府では軍艦奉行として活躍、一転、明治新政府下では閣僚を歴任し爵位まで得た奇跡の男-榎本武揚。「忠臣は二君に仕えず」の武士道精神が生きていた時代、「裏切者」の罵声を浴びながらも、不倶戴典の両政府間を生き抜きた彼にとって、組織とは、国家とは何だったのか。そして、なぜ、彼はかくも重用されたのか-。維新後、政府に弓を引いた箱館時代に敗れた榎本は、当然、刑死を覚悟した。しかしその時、強力な助命嘆願者が現われ、復活の道が拓けた。だが榎本はなおも揺れた。「徳川」に殉ずるか、「明治」に仕えるか…。斯界の第一人者が、榎本の稀有な人生を通して、激変の時代の組織と人材を問う歴史評伝小説の傑作。
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