ソドムの門

ある殺人者の肖像

深谷忠記

1999年1月31日

祥伝社

1,980円(税込)

小説・エッセイ

「東西薬品の抗生物質カルマナームで死亡者が発生」の情報に、中央日報記者・佃は大学時代の体験を想起した。九年前、彼はアルバイトで同社の治験(新薬開発のための臨床試験)に参加、治験仲間に重大な副作用が出たのを目撃したのだ。もしやあの時の薬では?調査の結果、カルマナームの治験は七年前と判明するが、疑念の晴れぬ佃はなおも取材を続行。やがて新薬認可をめぐる製薬会社・治験医師・厚生省・政界の癒着の構図が見えてきた時、佃の中に変化が起きつつあった…。はたして彼の運命は?社会の病巣は剔出されるのか。人気作家が周到な取材を基に現代の闇領域-薬害犯罪に挑んだ渾身のサスペンス巨編。

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