厭な小説

京極夏彦

2009年5月31日

祥伝社

1,980円(税込)

小説・エッセイ

「厭だ。厭だ。厭だー」感情的パワハラを繰り返す馬鹿な上司に対する同期深谷の、呪詛のような繰り言にうんざりして帰宅した私を、マイホームの玄関で見知らぬ子供が迎えた。山羊のような瞳。左右に離れた眼。見るからに不気味だ。なぜこんな子が、夫婦二人きりの家に?妻はその子の存在を否定した。幻覚か?怪訝に思う私。だが、これが底なしの悪夢の始まりだった…(「厭な子供」より)。「恐怖」と「異なるもの」を描き続ける鬼才が繰り出した「不快」のオンパレード。悪寒、嫌悪、拒絶…あらゆる不愉快、詰め込んだ日本一のどんびきエンターテインメント。

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ひさだかおり

書店員@精文館書店中島新町店

(無題)

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4.0
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2020年01月16日

みんなのレビュー (1)

Readeeユーザー

(無題)

starstarstarstarstar 5.0 2019年04月05日

これは、嫌だわ。確かに嫌だ。 紙のデザインがいい感じです。

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