真田幸村野望!大坂の陣

新人物文庫

新人物往来社

2010年4月30日

新人物往来社

733円(税込)

人文・思想・社会 / 文庫

大坂冬・夏の陣で奇謀をふるい、徳川家康をふるえあがらせた真田幸村。その奇謀のルーツは父昌幸、祖父幸隆にあった。たぐいまれなる軍略によって戦国乱世を生きぬいた武名高い信濃の名族の血をうけつぐ幸村は、しかし関ヶ原の敗将として世に埋もれた。十四年におよぶ九度山閑居の日々のうちに鬱積した、おのれへの不運の思いと戦国武将としての最後の花道への夢が、ふたたび戦場へと駆りたてる。慶長十九年(一六一四)十月、豊臣秀頼の招きに応じて入城した大坂城に、真田軍団の「六連銭」の旗が翻った…。闘将幸村、最後の花道。

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