異郷の夏

強制連行中国人蜂起事件

新人物文庫

北上秋彦

2010年7月31日

新人物往来社

838円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

二〇〇五年六月十二日、一人の老女が東京九段下の交差点で死亡する。死因はトリカブト中毒。他殺か自殺かをめぐって、麹町署の新米美人刑事と頑固オヤジの部長刑事コンビによる捜査が開始され、やがて六十年前に秋田県で起きた事件にたどり着く…。日本の敗戦直前、花岡鉱山で中国人強制連行労働者が一斉蜂起した花岡事件ー戦争中、ほとんどの国民が知らなかったこの事件は戦後、風化し、人々の記憶からも消え去った。現在と過去を交錯させながら事件の核心を追い、圧倒される迫力で描く長篇ミステリーの問題作。

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