日本を滅ぼす電力腐敗

新人物文庫

三宅勝久

2011年11月30日

新人物往来社

785円(税込)

科学・技術 / 文庫

二〇一一年三月、東日本大震災の影響で津波が発生すると、これにより東京電力福島第一原発は破壊された。その後、復旧のメドはたっておらず、放射線の放出は今も続いている。日本には五〇基以上の原発が存在する。地震大国であるこの日本に、どうしてこんなに多くの原発が建設されることになったのか。何か“カラクリ”があるに違いないーそう思った著者は調査を始めた。調べていくにつれ、政・官・司法の驚くべき癒着・天下りの実態が浮き彫りになっていく。時代遅れの危険な原発建設を阻止できない日本。「電力」という巨大な腐敗権力が、この国を破滅へと導くのか。

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