逆境を越えてゆく者へ

爪先立ちで明日を考える

じっぴコンパクト文庫

新渡戸稲造 / 実業之日本社

2016年1月31日

実業之日本社

704円(税込)

人文・思想・社会 / 美容・暮らし・健康・料理 / 文庫

世界的名著「武士道」の著者であり、「われ太平洋の架け橋とならん」という言葉で知られる、教育者・農学者の新渡戸稲造博士。本書は、新渡戸稲造博士の名著『修養』『自警』から、「苦難の時をいかに生きるか」をテーマとして項目を精選。明治・大正の人々に大きな感化を与えた新渡戸博士の教えは、今もまったく色あせることはなく、いかに生きていくべきか、いかに困難を乗り越えていくか、そのためには日々、どんな心得を持ち、修養すればいいのかを、すべての世代に向けてあたたかな目線で説いています。

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Readeeユーザー

i have a great work to do.と唱える

starstarstarstarstar 5.0 2023年08月25日

東日本大震災を機に、様々な苦難を乗り越えて生き抜こうとされる方々に向けて、新渡戸稲造の言葉を読みやすい形にして精選した本。 日頃ビジネス書を読んで少しずつ成長したつもりになっていたが、国家のためといった高い視座にはないことに気付かされた。 特に学んだことは以下の点。 ここだなという意識 決心を継続していくことは難しい。自分が志を立てたことに接したら「ここだな」と力を込めて行い、怠惰に流されそうになったら「ここだな」と反省する。「ここだな」と意識することで、志は継続され目的を達成することができるはず。 人生の決勝点は高いところに置く 個人を超えた大きな利益を考えるとき、他人を羨む気持ちは少なくなる。国という観点から考えれば、自分の出世や他人の幸福を気にすることもなくなる。

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