佐用姫伝説殺人事件新装版

Joy novels

内田康夫

2006年1月31日

実業之日本社

900円(税込)

小説・エッセイ / 新書

ホテルの一室で著名な陶芸評論家・景山秀太郎が殺された。死体には黄色い砂が撒かれ、部屋のメモには「佐用姫の」と書かれた痕跡が残っていた。たまたま前日に、有田焼の陶芸家・佐橋登陽の個展会場で景山と会話を交わしていた名探偵・浅見光彦は、警察庁刑事局長である兄・陽一郎の命を受け、捜査に協力をすることにした。佐賀県唐津に残る悲恋伝説のヒロインの名「佐用姫」には、いったい何のメッセージが隠されているのだろうか?帰郷した佐橋と女弟子の美女・成沢久子を追うように、浅見光彦は佐賀県へ向かうが、そこには第二の殺人事件が…。傑作長編旅情ミステリー。

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